中画質~高画質 †
目次
基礎知識 †
※SMILE VIDEOの仕様は色々変わるため、最新の情報に注意。
- サーバによるエンコードやリサイズがなされないため、基本的に中画質~高画質が望める。
- "コーデック"の意味がわからない人は今のうちにググっておこう(コーデック、AVI、FLV、H.263、H.264)。
- 動画ファイルは、映像データと音声データから構成されている。基本的に両者は別データで、動画の再生時にその2つを同時に再生しているだけ。これはエンコードでも同様。映像と音声の両方を適切なフォーマットで用意する必要がある。一発で変換してくれるソフトでも、内部では映像と音声それぞれに圧縮している。
- エンコードはPCに大きな負荷をかける。PCのスペックが足りていないと不測のトラブルが発生することも。5年前のPCでできないということはないが、20分動画のエンコに半日かかるかもしれない。
- 動きの激しい動画はエンコードに時間がかかる傾向がある(10倍程度の差が出ることも)。
- 編集過程で非圧縮AVIへ変換すると、動画ファイルのサイズは膨れ上がる。動画編集の際はHDDの空き容量に注意。少なくとも10GB~20GBは空けておくべき。容量を節約したければ、huffyuvやUtVideoCodecなどの可逆圧縮形式を使うと、映像を劣化させずにディスク容量を節約できる。WMV、MPEG等の非可逆圧縮形式を途中で経てしまうと画質劣化を招くので注意。
- 2ちゃんねるのYouTube板に「【ニコニコ動画】エンコード依頼スレ」があるということもさりげなく覚えておこう。
高画質に役立つメモ(プレミアム会員向け) †
2009/10/29メンテナンス終了後より、プレミアム会員のビットレート上限が撤廃された。
[過去] 1000kbps突破について(プレミアム会員のみ)
【本当の限界点】実ビットレート1049kbps以下なら再エンコを食らわないという説
※成功報告多め 信憑性が高いが、ニコニコはビットレートのピークを検出するので素材によって変わる。
※追加するときは、読み込むのが大変なのでサムネじゃなくてリンク形式でお願いします。 |
[過去]800kbps突破について(プレミアム会員のみ)
高画質に役立つメモ(一般会員向け) †
600kbps突破(一般会員)
【本当の限界点】実ビットレート656[kbps]以下なら再エンコを食らわないという説
flvファイルサイズ[byte] × 8 [bit] ÷ 動画時間[秒] ≦ 656384[bps] = 656.384[kbps] を満たせばOK
※ビットレート計算に用いられる「k(1000倍)」と、Windows内のファイルサイズ表示等に使われる「K(1024倍)」は違います。混同しないように(一応「b(=bit)」と「B(=byte、1B=8bit)」も)。エンコードの世界ではSI単位系を使うのが”一般”的です。この手の趣味では海外製のツール類は必須なので、国際単位にあわせることで混乱を防いでいます。それに2進接頭辞(1024=2^10なので2進)を使う場合は、小文字のkではなく大文字のKをちゃんと使うのも一般的です。フリーウェア等のソフトの中にも間違えているものがあるようです。その場合は作者に教えてあげてください。
※動画時間は切り捨てて計算されるようです。EX:187.96秒の動画は187秒の動画として計算されてます
※ファイルサイズはプロパティを開いてサイズを参照、もしくはMMname2等ツールにて確認する
※成功報告多め 信憑性が高いがときどき失敗報告もあり、この説をいまいち確定できていない
※間違って1k=1024で計算すると残念なことになるので注意。
以下はちゃんと1k=1000で計算されているか不明です。あまり参考にしないで下さい。
※656kbps動画で削除された前例は無いようですが、公式の記載はあくまで600k
ニコニコの負荷を考えると基本的に600kにおさめるのが望ましいかもしれません。
高画質・高音質に役立つメモ(MP4) †
基本的に、WindowsでMP4の動画を作成するときには、x264というエンコーダで映像をエンコードし、neroAacEnc?やqaacなどのAACエンコーダで音声をエンコードし、mp4boxなどで映像と音声をmux(mp4コンテナに格納)するという手順を取る。だが、それらを一つ一つ手作業でやっていくのは非常に面倒なので、以下のように簡単にエンコードできるツールが多数制作されている。
つんでれんこによるMP4作成法(初心者におすすめ) †
各プログラムのバッチファイル集。(MediaInfo?.exe、wavi.exe、x264.exe、silence.exe、neroAacEnc?.exe、ffmsindex.exe、MP4Box.exe、7z.exe、Downloader.exe)
本家つんでれんこ(窓屋氏版)の他、夏蓮根版などの派生バージョンがある。
また、Mac版のTDEnc2 もある。(Linuxなどでも動作する。)
エンコード用プログラムを集めて、説明書を読んで、コマンドのオフションを理解して、手順通り使って…などの初心者が躓く設定がすでに行われており、必要なプログラムも自動で落としてきてくれる優れもの。
ただしプログラムのバージョンが違うとバッチファイルの記述が使えなくなる場合もあるので、つんでれんこをダウンロードしたらまず起動して、パッチの記述にあったバージョンのプログラムをすべて集めてから保存する必要がある。(初回エンコードするだけで自動的にすべてのプログラムをダウンロードしてくれる)
また、更新速度が速く、万が一動かなかった場合でも次の更新で動くようになっていることがあるため、動かない場合はつんでれんこの最新バージョンを使うと解決する場合がある。
なお、初回起動時には次のファイルがtoolフォルダにダウンロードされる。
⇒つんでれんこ
⇒夏蓮根
⇒TDEnc2
⇒aviutl_h264
ニコエンコによるMP4作成法 †
動画ファイルをドラッグ&ドロップするだけでMP4が作れる。ビットレート計算などは自動処理される。ブラウザで再生確認もできる。
tokaiknight版とロツア製の2種類あるが、ロツア製は作者がソースコードを紛失したためかなり前から公開停止、tokaiknight版も2010年4月のVer0.77から更新停止中であり、ニコニコ動画の度重なる仕様変更に対応しておらず、x264のバージョンも古いため高速でエンコできず、またプレミアム会員向け設定でエンコードすると無駄に容量の大きい動画ができたり、設定によってはIntel系チップセットやGPUのハードウェア再生支援で映像が崩壊・iOS版視聴アプリで再生できないなどの問題が発生する恐れがある。
⇒ニコエンコ
⇒ニコエンコ(ニコニコ大百科の解説、問題に対する対処法も)
⇒動画がおかしくなる方は大百科をクリック→
ニコニコ動画変換君によるMP4作成法(配布終了) †
動画ファイルをドラッグ&ドロップするだけでMP4・FLVが作れる。音声ファイルをドラッグ&ドロップするだけでMP4・FLVが作れる。
ビットレート計算などは自動処理される。
⇒ニコニコ動画変換君
Apple純正コンポーネントを用いてH.264エンコード †
- H.264であればQuicktimeにあらかじめ用意されているコンポーネントでエンコードすることが出来ます。
実際の動画のエンコードにはiMovieとかQuicktime Proとかを使います。
既存の動画をエンコードする場合はQTCutなどを使ってもいいでしょう。
以下ではQTCutを用いた出力方法を説明しますが、iMovieなどで出力するときも同じです。必要に応じて[VP6エンコード>#f0828340]の項も見て下さい。
- "手順"
- QTCutを起動し、ファイル→開くで変換したい動画を開く。
- メイン画面右下の「そのまま確定」をクリック→「書き出し」をクリック
- ファイルの保存先を選択する画面でウィンドウ下にある「書き出し」のタブより「ムービーからMPEG-4」を選択。
- 「オプション」タブをクリックして設定を行う。
ファイルフォーマット設定 |
MP4 |
ビデオタブ内設定 |
ビデオフォーマット | H.264 |
データレート | 500~720(※1 元ファイルにより最適値は変化) |
最適化 | ストリーミング |
イメージサイズ | カスタム→512x384(4×3) 512x288(16:9) ただし、QuickTime7は気まぐれなので動画によっては元ファイルのサイズの方が綺麗になる時があります |
フレームレート | 適宜(元動画と同じ値を選ぶ) |
キーフレーム | キーフレームを固定するとノイズが多くなる傾向がありますので基本的には「自動」を選ぶ方が良いでしょう。ただし、ムービーの最初にフェードインをしているのであれば「自動」を選ぶとノイズだらけになる事もあります。試行錯誤をして一番良い選択を選ぶのが良いと思われます |
ビデオ・オプション | プロファイルの制限 | メイン・ベースライン |
エンコーディングモード | 最高品質(複数回実行) |
オーディオタブ内設定 |
オーディオフォーマット | AAC-LC(HE-AACはQuicktimeでは使えません) |
データレート | 64kbps~96kbps推奨 |
出力のサンプルレート | 44.1kHz |
- 画面下に表示されているデータレートが800(限界点は今のところ不明)を超えていないか、総ファイルサイズが40MBを超えていないかを確認して出力。
ffmpegを用いてmp4(H.264、AAC)で2passエンコード †
前提として ffmpeg は最新のものを使用するものとする。
- 1pass目
- vcodecオプション
libx264 を選択する。
- rオプション
フレームレート値を設定する。
フレームレート値は動画サイズ、ビットレート値に影響を与える。
- bオプション
ビットレート値を設定する。
値はKB単位だが400などではなく、400kとkを必ず指定すること。
- sオプション
フレームサイズを指定する。
4:3のときは512x384を、16:9なら512x288を指定する。
- deinterlaceオプション
インターレスを解除する。
DVDからリップした動画をエンコするときには必須。
- passオプション
パスの番号を指定する。
1pass目なので当然1を指定する。
- passlogfileオプション
2pass目で使用する設定ファイルをダブルコーテーションで囲んだフルパスで指定する。
- anオプション
1pass目はオーディオ出力が不要なため、このオプションを指定してオーディオ出力を省く。
- 2pass目
- vcodecオプション
libx264 を選択する。
- rオプション
フレームレート値を設定する。
フレームレート値は動画サイズ、ビットレート値に影響を与える。
- bオプション
ビットレート値を設定する。
値はKB単位だが400などではなく、400kとkを必ず指定すること。
- sオプション
フレームサイズを指定する。
4:3のときは512x384を、16:9なら512x288を指定する。
- deinterlaceオプション
インターレスを解除する。
DVDからリップした動画をエンコするときには必須。
- passオプション
パスの番号を指定する。
2pass目なので当然2を指定する。
- passlogfileオプション
1pass目で作成した設定ファイルをダブルコーテーションで囲んだフルパスで指定する。
- acodecオプション
libfaacを指定する。
- arオプション
サンプリングレートを指定する。
- abオプション
ビットレートを指定する。
- yオプション
1pass目でターゲットのflvファイルが作成されてしまうので、無条件にmp4ファイルを上書きするため指定する。
- 参考
video、audio ともにニコニコ動画の仕様、ファイルサイズ40MB、ビットレート1000k bpsに収まるように、フレームレート、ビットレート、サンプリングレートを調整すること。
また動画のソースによりアスペクト比が、ニコニコ動画のアスペクト比にマッチしない場合がある。その場合はこのWikiの拡大縮小とかアスペクト比とか黒べたとかメモを参照し、元動画のアスペクト比等を調整する。
- cropleftオプション
動画左のピクセルを指定ピクセル分カットする。
- croprightオプション
動画右のピクセルを指定ピクセル分カットする。
- padleftオプション
動画左に指定ピクセル分の余白を追加する。
- padrightオプション
動画右に指定ピクセル分の余白を追加する。
- padtopオプション
動画上部に指定ピクセル分の余白を追加する。
- padbottomオプション
動画下部に指定ピクセル分の余白を追加する。
- 例
16:9(720x480・スクイーズ)の vob ファイル video.vob を ffmpeg 2 pass で、upload.mp4 に変換するものとする。また、ffmpeg のバージョンは r12559 とする。
- 1pass 目
ffmpeg -i "/home/user_name/video.vob" -vcodec libx264 -r 30 -b 500k -cropleft 8 -cropright 8 -s 512x384 -deinterlace -pass 1 -passlogfile "/home/user_name/passlog" -an -y "/home/mitsugu/upload.mp4"
- 2pass 目
ffmpeg -i "/home/user_name/video.ogg" -vcodec libx264 -r 30 -b 500k -cropleft 8 -cropright 8 -s 512x384 -deinterlace -pass 2 -passlogfile "/home/user_name/passlog" -acodec libfaac -ar 44100 -ab 128k -y "/home/user_name/work/upload.mp4"
- 注意点
ffmpeg 実行時に OVERFLOW の error が表示されると、動画が変色などする。OVERFLOW の error がでる理由は筆者が現在調査中。
MacintoshユーザーのためのMP4作成法 †
純正のQuickTime7.xのMP4作成は昔のau等の携帯動画用に最適化されているため、動画サイズは大きくなり、かつ、画質も荒いです。
ニコニコ動画投稿用であれば、TDEnc2(つんでれんこMac版)が簡単でおススメ。Windows版つんでれんこと同様に、対話形式で質問に答えるだけで、ニコニコ動画での再生に適した動画にエンコードすることができます。
つんでれんこよりも、もう少しエンコードにこだわりたい場合は、「拡張プロファイル」が使えるHandBrake(ただしIntel Mac、かつ、MacOSX10.5以上)、またはx264+MpegStreamclip(ただしMacOSX10.4以上)がおススメ。
ただし、拡張プロファイルを使った動画は高い演算能力を必要とするので、再生にはIntel Macでないと少しキツいかもしれません。
*MPEG Exporter TNGを用いてH.264エンコード †
らけった版ffmpegをダウンロードしておきます。→らけった ffmpeg SVN-r8638u
はじめにffmpegをMPEG Exporter TNGにドロップして,ffmpegの位置を覚えさせておきます。
変換するファイルをドロップします。
初回の変換時は,「choose format」ボタンを押し,「その他」ボタンを押し,フォーマット一覧から「NicoNico? H.264」を選択します。
アスペクト比など,いくつかの設定ダイアログがありますが,ほとんどはデフォルトのままで大丈夫なようです。
変換する動画の再生時間を入力する段階で,プレミアム会員,エコノミーモード回避などを指定でき,自動的に目標ビットレートが設定されます。
設定が終わると初めの画面に戻るので,「Export」ボタンを押すとエンコードを開始します。
変換前にダブルクリックで起動すると,出力先フォルダを設定することができます。
出力される.mp4動画ファイルはiPod互換なので,ニコニコ動画からダウンロードした動画をそのままiTunesに登録することができます。
らけった版以外のffmpegを使用することも可能だが,その場合にはカスタム設定画面でffmpegのパラメータを修正する必要がある。
*iSquint1.5.2を用いてH.264エンコード †
iSquint1.5.2を起動したら、右上の『簡易設定』枠内を「TVに最適化+H.264を使用」にチェックを入れ、画質スライダーを右端の『最高』に合わせる。
引き続き、『詳細設定…』ボタンをクリックしてダイアログをOKしたら、ドロワーメニュー内の設定を(自分が登録している会員設定に合わせて)『高画質に役立つメモ』の情報を参考に埋めていく。
幅と高さ:512x384(4×3)、512x288(16:9)px
ビデオのビットレート:503kbps
フレームレート:29.97fps
オーディオのビットレート:112kbps
(注:ビデオとオーディオのビットレートは、一般会員の『高画質・高音質』エンコ例)
…特に、HD1080pの様な高画質動画や、ネットから拾ってきて『一見デフォルトの画角サイズが不明の動画』はQuickTimePlayer?などで読み込んで、情報インスペクターで、16:9か4:3かを確認しておくとよい。
後は、変換したいファイルをD&Dで登録し(エンコされたファイルの)保存先を選び、開始ボタンを押せば終了。動画エンコが終わるのを待ち、ニコにうpすればいい。
違う画角の動画をバッチ処理は出来ないが、同じ画角のファイルなら放り込んだ分だけ
作業は勝手に進むので、後は作業終了まで別の事をするなりして、じっくり待て。
…アプリの入手先はググって『配布サイト』見つけるか、後継ソフトを入手の事
How to use Techspansion's open source to build iSquint and VisualHub?
ただし、『後継ソフト』は、ソースコード譲り受けてのα段階のようなので利用時は要注意の事
他サイトからの動画を、編集後に上げる場合。
*"iMovie HDでMP4を出力" †
- "手順"
- iMovie HDを起動、最初に出てくるメニューから「新規プロジェクトを作成」を選択。元動画が「FLV」の場合は「DV」もしくは「DV ワイドスクリーン」で、『MP4』の場合は「HDV 720p」でプロジェクトを作成するとよい
- iMovie HDの「クリップ」に変換したい動画ファイルをドラッグ・ドロップします。上手く読み込めない時は、「ファイル→読み込み…」でファイルを取り込む。
- 動画編集が終わったら、「ファイル→書き出し」or「共有→共有...」メニューを開く。
- アイコンの「QuickTime?」を選択して「ムービーの圧縮形式」を「詳しい設定」にして「共有」ボタンをクリック。
- ファイルの保存先を選択する画面でウィンドウ下にある「書き出し」のタブより「ムービーからMPEG-4」を選択。
- 「オプション」タブをクリックして上の情報を参考にしつつ、ビットレートや動画サイズ等を変更後、OKを押して設定を閉じ、保存ボタンを押す。
高画質・高音質に役立つメモ (FLV) †
VP6でビットレートを効率よく配分するには
ビットレートの配分は、エンコを2pass以上行っても、VP6の場合はかなりの無駄が生じる場合がある。
その場合は、自分で動画の動きが激しい部分と少ない部分を割り出し、それぞれを分割してエンコードすると無駄のない動画が作れる。
しかし、数十秒単位で動画を分割しビットレート値を自分で決めてエンコードするので普通にエンコードするよりも数十倍も時間がかかる。
VP6エンコでの細かい数値設定
- Adj Minを小さく、Adj Maxを小さくするとブロックノイズが少なくなりますが、データサイズが大きくなります。
逆にAdj Minを大きく、Adj Maxを大きくするブロックノイズが出やすくなりますが、データサイズを小さくできます。
- Adjust Quantizerをいじるとブロックノイズを減らすことができますがデータが増大するので最適な設定値は存在しません。
ブロックノイズを減らした方が良い場合もあるし、ブロックノイズを減らすより全体のビットレートをあげたほうが良い場合もあります。
基本的にデフォルトの4-56で構いません。
動きの速い動画はブロックノイズが発生し易いです。そのような動画でブロックノイズが気になるようであればAdj Maxを小さくしてみましょう。
ニコニコはそもそもの動画サイズが512×384と小さめなのでそれに合わせてAdj Maxを32~48程度にしてもいいでしょう。
FLVでの高音質
高画質動画の中には、音質を犠牲にしてまで高画質を目指しているものがある。
画質だけを重視したビットレートの割り振りを行うと、音声が歪んだり音割れする原因となる。
高画質と高音質が両立させることが高品質な動画を目指す上で重要である。
だが、600kbps制限の場合は、中々画質と音質を両立させるのが難しい。
できれば128kbps以上。最低でも112kbpsは欲しい。
また、音声は固定ビットレートが望ましい。
※どちらも背景なしで音声のみを比較してみる
ageたほうが約300kbps、sageたほうが約40kbpsになる。ここまで極端だと差が歴然。(うp主は一般会員です)
flvサンプル †
flv 各ソフト共通 VP6 2passエンコードの注意点 †
- エンコードする際、最初は「Two Pass - First Pass」で出力し、
その次に別ファイル名で「Two Pass - Second Pass - Best Quality」で出力する必要がある。
要するに、FLV作成を2回連続で行う必要がある。
- (1パス目で出力されるファイルは最適な設定を検出のためのテスト出力であり、aviファイルになってはいるが再生出来ない)
- 指定したビットレートからは多少ズレるので、アテにしないよう注意。
容量オーバー対策としては「最初から大きめに余裕を見ておく」「音声と映像を別々に用意し、音声の圧縮率を調整する」等がある。
- ビットレート計算式、早見表はこちら。
- VP6 Configuration Windowの設定例
- 1パス目
- Bitrate → 400 (好きな値で。ただし音声との合計が600kbpsを超えないこと)
- Mode → 1パス目は「Two Pass - First Pass」
- End usage → Local File Playback(VBR)
- Sharpness → 0
- Auto Keyframe → チェックを付ける
- Max Frames Btw Keys → 30~300くらい。小さいとシークしやすく、大きいと圧縮率が良い。
- 2パス目
- 1パス目が終わったら、Modeだけを「Two Pass - Second Pass - Best Quality」に変更。
他は1パス目の時の設定そのままにしておくこと (いじらなきゃ前回設定のままになっているのでそのままでOK)。
MEncoder によるflv作成法(VP6 2pass) †
MEncoderを使ったときの動画 | そのままUPしたときの動画 |
| |
動画編集の必要が無く、単純にエンコードだけすればよい、という場合に適した方法。
- エンコードの下準備
http://mezamasi.azarea.jp/mencoder_vp6set.zip を拾ってきて展開
エンコードしたいファイルが16:9(1280x720)等横長の場合→FLV4enc_D&D_2pass_16:9.bat
エンコードしたいファイルが4:3(640x480)等の場合は→FLV4enc_D&D_2pass_4:3.bat
それぞれへエンコードしたいファイルをドラッグアンドドロップします。
※WMV&Xivd&Divx系は「mencoder.exeに問題が発生しました」のエラー起きやすいので、
エラー起こしたファイルは他形式(主に無圧縮AVIが無難)にすると問題が起こりにくい。
※エンコードするファイルが2GBを超えるとエラーが起きやすい。
※mencoderVP6-2passバッチセットやflvenc基本セット内のmencoder.exeのバージョンによっては
エンコード系質問?を適当に集めた所のQ16 の問題が発生するので、その場合バッチ書き換え処理が必要。
また、問題なかったmeocoder.exe&vfw2menc.exeを、新バージョンや別バージョンに差し換えする事で、
同様の問題が発生場合もあります。その場合も書き換えしましょう。
(問題発生しない場合はバッチ書き換えは必要無し)
※WMVは1.の※で説明あるように、WMV用バッチファイルを用意すれば無圧縮AVIを用意する必要は基本的にはない(例外的にはある)。
- エンコードの設定
ドロップするとまず音声部のMP3ビットレートについて聞かれるので、
適当なレート数値を入れて(例:MP3標準は128)Enterを押すと続いてVP6の設定画面が出ます。
設定画面が出たら
Bitrate → 400とか (音声との合計が600kbpsを超えないこと。こちらを参考に、エンコード後のサイズが音声込みで40M以内に収まるように指定)
Mode → 「Two Pass - First Pass」←ココ重要
End usage → Local File Playback(VBR)
Sharpness → 0
Auto Keyframe → check
Max Frames Btw Keys → 300とか (30→30fpsなら1秒単位でシークできる。300→30fpsなら10秒単位、この程度まで。)
と変更してOKを押します。
すると2パス目の設定画面が出るので今度は
Mode → 「Two Pass - Second Pass - Best Quality」
とだけ変更してOKを押すと2パスエンコードが開始され、同じフォルダに.flvファイルが出来上がります。
終了時に映像と音声のビットレートが表示されるので、合計が600kbpsを超えてないかココで確認しておきます。
超えてる場合はビットレートを低く設定しなおしてやり直します。
※07.9下旬現在、「非公開」にしたまま動画を消すと「マイビデオ」に残ってしまうバグが出ています。ですので「公開」にしてから消去しましょう。
- 旧バージョンの方法
動画ファイルをドラッグ&ドロップだけでflvにエンコードできる手軽さ
- 変換したい動画ファイルを FLV1ENC_D&D.bat にドラッグ&ドロップ
- (変換しています しばらくおまちください)
- 「何かキーを押してください」が出たら無視してウィンドウを閉じる
※2周ほどした方が品質は上がります 2パス
- FLV完成
※MEncoderを使ったFLVエンコード方法の参考動画 |
|
- ○ AzFLVEncoder + MEncoder によるflv作成法
わかりづらいBATファイルの作成をわかりやすくAzFLVEncoderを使ってみよう
AviUtlとffmpegによるflv作成法 †
⇒aviutlを使ったVP6 2pass
初心者は、まず安定しているほかの方法を試してからこちらを参考にしてください。
準備するものや設定などは、aviutlを使ったVP6 2pass の編集
を参考に設定してください。
基本的にはどのAviUtlのバージョンでも動作すると思いますが、動作が不可能な場合は他の方法でやり直してください。
現時点で報告されているプラグインの不具合は以下の通りです。
- 環境によりAVI以外の読み込みができない
- プラグイン自体の動作が不安定
- 動画が20分以上になるとエラーが出る
筆者の環境(dynabook satellite WXW/79CW)においては1の不具合のみ起こっています。
しかし、入力プラグイン自体が環境に依存する物であるため一概には言えません。
また、他の不具合については現状仕様のようなのでその場合は他の方法でエンコードを
してください。
また、このプラグインを使用した場合、サイズの計算が合いにくいとの報告もあります。
(原因が、音ズレなのか内部処理でレートが膨れ上がっているのかは不明)
●FLV(VP6/MP3) 一度でFLVへ変換できるプラグイン FLV (VP6/MP3) 出力
使えれば、今あるここの作成法の中で、必要な工程が最も少なくなります。
また、それに伴い今まで作業中で一番厄介な手違いによる音ズレなどを気にしないで済むので大変作業が楽になります。
VirtualDubでもAviUtl同様に2パスバッチエンコができます。
フィルタがAviUtlよりも軽く高速といわれています。
「VirtualDubのフィルタは英語でわかりづらい ><」って方はこちらをどうぞ・・・
⇒ http://www.netnet.or.jp/~jima/filter.htm
拡大縮小リサイズフィルタ
映像 ⇒ フィルター ⇒ 追加 ⇒ resize
(フィルターは Lanczos3 を選択)
※VirtualDubのリサイズは自動的にアス比を計算してくれるのでラク
縦横比の狂った動画を修正したいときなどは
アスペクト比 無効にする を指定して崩すこともできます
上下に黒枠を入れるリサイズフィルタ
映像 ⇒ フィルター ⇒ 追加 ⇒ resize
アスペクト比に基づいてレターボックスを作成する
※resizeフィルタひとつで拡大縮小と黒べたができますが、中央に来ないこともあります
その場合は拡大縮小のresize、黒べたのresize 2つに分けると良い
ぼかしフィルタ ※してもしなくてもいい
映像 ⇒ フィルター ⇒ 追加 ⇒ smoother
精度のしきい値5
- 以下手順
VP6 VFW Codecはインストールしておきましょう
- 上下をさかさまにする上下反転フィルタ ※FLVにする際、映像が上下反転してしまう対策
映像 ⇒ フィルター ⇒ 追加 ⇒ flip vertically
- ファイル ⇒ WAVEファイルの保存 (onsei.wav ※好きなソフトで44100Hzのmp3に変換しておく)
- 音声 ⇒ 音声無しにチェック
- 映像 ⇒ 圧縮 [VP62ョ Heightened Sharpness Profile] ⇒ 設定
- VP6 Configuration Window (1パスめ)
- Bitrate お好みで (こちらの計算式や一覧を参考に、音声込みで40M/600kbps以内になるように指定)
- Mode [Two Pass - First Pass]
- End Usage [VBR]
- Material [Progressive]
OK → OK
ファイル ⇒ 名前をつけて保存 eizou1.avi
(※左下の[Don't run this job now; add it job control so I can run in batch mode.]にチェックをつけておく)
- 映像 ⇒ 圧縮 [VP62ョ Heightened Sharpness Profile] ⇒ 設定
- VP6 Configuration Window (2パスめ)
- Bitrate さっきと同じまま
- Mode [Two Pass - Second Pass - Best Quality]
- End Usage さっきと同じまま
- Material さっきと同じまま
OK → OK
ファイル ⇒ 名前をつけて保存 eizou2.avi
(※左下の[Don't run this job now; add it job control so I can run in batch mode.]にチェックをつけておく)
- ファイル ⇒ ジョブコントロール ⇒ 開始
※これで eizou2.avi と onsei.mp3 が出来るわけですが、ffmpegで映像と音声をくっつけるのはAviUtlのやり方にならいます
Macintoshユーザーのためのflv作成方法 †
ffmpegXを用いてSorenson H.263でエンコードする †
FFmpegXでのエンコードにまとめました。
MPEG Exporter TNGを用いてH.263にエンコードする
らけった版ffmpegをダウンロードしておきます。→らけった ffmpeg SVN-r8638u
はじめにffmpegをMPEG Exporter TNGにドロップして,ffmpegの位置を覚えさせておきます。
変換するファイルをドロップします。
初回の変換時は,「choose format」ボタンを押し,「その他」ボタンを押し,フォーマット一覧から「NicoNico? H.263」を選択します。
アスペクト比など,いくつかの設定ダイアログがありますが,ほとんどはデフォルトのままで大丈夫なようです。
変換する動画の再生時間を入力する段階で,プレミアム会員,エコノミーモード回避などを指定でき,自動的に目標ビットレートが設定されます。
設定が終わると初めの画面に戻るので,「Export」ボタンを押すとエンコードを開始します。
変換前にダブルクリックで起動すると,出力先フォルダを設定することができます。
「NicoNico? H.263」モードでは.flv形式の動画を出力することもでき,音声に高音質のLAME MP3を使用できます。
らけった版以外のffmpegを使用することも可能だが,その場合にはカスタム設定画面でffmpegのパラメータを修正する必要がある。
携帯動画変換ちゃんを用いてSorenson H.263エンコード †
- "用意するもの"
- 変換したい動画
- 何らかの動画編集ソフト
- 携帯動画変換ちゃん
- 何らかのテキストエディタ
- QuickTime?プラグインのPerian(確認用。)
- "手順"
- 動画編集
動画の長さ&画質のクオリティに相談した上で編集して分割するならばまずここで分割&mov最高画質出力。
- 初回のみ 携帯動画変換ちゃんを使うための下準備
(携帯動画変換ちゃんの導入の方法はhttp://micono.hp.infoseek.co.jp/3gpp/かグーグル先生に聞きましょう)
初めて使うときはflv変換用の設定ファイルが無いので
[Info]
Title=FLV作成設定
Description=for flv
[Item0]
Title=FLV_512x384 30fps600bps(高画質用)
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>"
-timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec flv -fixaspect -s 512x384
-r 29.97 -b 500 -acodec mp3 -ac 2 -ar 44100 -ab 96 -f flv "<%OutputFile%>.flv""
(【注意】↑実際はCommand=から.flv""までの間に改行は入りません)
[Item1]
Title=FLV_QVGA30fps356bps(低画質用)
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>"
-timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec flv -fixaspect -s 320x240
-r 29.97 -b 300 -acodec mp3 -ac 2 -ar 44100 -ab 56 -f flv "<%OutputFile%>.flv""
(【注意】↑実際はCommand=から.flv""までの間に改行は入りません)
をコピーしてエディタに貼り付けしてTranscoding_flv.ini(拡張子をiniにすることを忘れずに!)
という名前にでもしてそのファイルを/Applications/3GP_Converter/default_setting/内に入れましょう。
ただし、注意書きの部分はコピーする必要はありません。
- 携帯動画変換ちゃんを使ってエンコード
携帯動画変換ちゃんを起動して機種の欄からFLV作成設定と出力したい画質にあわせて出力欄から設定を
選んで動画をドロップして変換します。自分で設定をカスタマイズしたい場合は簡易設定から
設定を書き換えて書き換えを利用をクリックしてから出力します。ただ、この方法だと一回終了すると書き換えた情報はなくなるので
ずーとそのカスタマイズしたい設定で出力するためにはテキストエディタを使用します。(動画変換ちゃん備え付けの設定編集で書き換えると何故だか¥cores¥の¥の部分が/に書き換えられるので変換できなくなるの使用しちゃだめです)
*512x384 mp3 96kbps 9分前後で40mb手前ぐらいになるのでこれを目安にしてください。
- 完成
エンコード後の再生確認にはQuickTime?プラグインのPerianをどうぞ。さらにLeopardならflv Quick Look Pluginを入手すれば、音量調節が出来ないものの、Finder上で動画確認まで可能です。
アップロードするなりなんなり。
FLVコンポーネントを用いてVP6 1passエンコード †
- Adobe Flash CS3の体験版(英語)にバンドルされているFlash Video EncoderではVP6動画のエンコードができます。
インストールすると「Macintosh HD > ライブラリ > QuickTime? > FLV.component」がインストールされます。それを使用します。それ以外はいらなければアンインストール可能。で、以下iMovieなりQuickTime? Proなりで書き出し時に「ムービーからFlash Video(FLV)」が追加されてると思いますのでそれを使ってエンコードします。
体験版をインストールしたくないって人はsm1747703を参考にマウントしたインストーラのパッケージから抜き出して入れてください。こっちの方が簡単ですね。
iMovie HDでVP6を出力。
- "手順"
- iMovie HDを起動、最初に出てくるメニューから「新規プロジェクトを作成」を選択。
- iMovie HDの「クリップ」に変換したい動画ファイルをドラッグ・ドロップします。
- 「クリップ」に追加されたファイルをクリックして強調表示にする。
- ファイル→書き出しor共有→共有...でメニューを開く。
- アイコンの「QuickTime?」を選択して「ムービーの圧縮形式」を「詳しい設定」にして「共有」ボタンをクリック。
- ファイルの保存先を選択する画面でウィンドウ下にある「書き出し」のタブより「ムービーからFlash Video(FLV)」を選択。
- 「オプション」タブをクリックして上の情報を参考にしつつ、ビットレートや動画サイズ等を変更する。
※注:フレームレートの数値を元動画より小さく設定してしまうと、
アップロードした後に何故か動画のみが高速再生されたりしてしまうので、
変換する動画のフレームレートを事前に確認し、それと近い数字に合わせる必要があります。
(ちなみにフレームレートを「ソースと同じ」にして設定してしまうと何故か30fpsで出力されてしまいます)
Linuxユーザのためのflv作成法 †
ffmpegを用いてH.263(FLV1)で2passエンコードする
- 1pass目
- vcodecオプション
flv を選択する。
- rオプション
フレームレート値を設定する。
フレームレート値は動画サイズ、ビットレート値に影響を与える。
- bオプション
ビットレート値を設定する。
値はKB単位だが400などではなく、400kとkを必ず指定すること。
- sオプション
フレームサイズを指定する。
4:3のときは512x384を、16:9なら512x288を指定する。
- deinterlaceオプション
インターレスを解除する。
DVDからリップした動画をエンコするときには必須。
- passオプション
パスの番号を指定する。
1pass目なので当然1を指定する。
- passlogfileオプション
2pass目で使用する設定ファイルをダブルコーテーションで囲んだフルパスで指定する。
- anオプション
1pass目はオーディオ出力が不要なため、このオプションを指定してオーディオ出力を省く。
- 2pass目
- vcodecオプション
flv を選択する。
- rオプション
フレームレート値を設定する。
フレームレート値は動画サイズ、ビットレート値に影響を与える。
- bオプション
ビットレート値を設定する。
値はKB単位だが400などではなく、400kとkを必ず指定すること。
- sオプション
フレームサイズを指定する。
4:3のときは512x384を、16:9なら512x288を指定する。
- deinterlaceオプション
インターレスを解除する。
DVDからリップした動画をエンコするときには必須。
- passオプション
パスの番号を指定する。
2pass目なので当然2を指定する。
- passlogfileオプション
1pass目で作成した設定ファイルをダブルコーテーションで囲んだフルパスで指定する。
- acodecオプション
mp3を指定する。
- arオプション
サンプリングレートを指定する。
- abオプション
ビットレートを指定する。
- yオプション
1pass目でターゲットのflvファイルが作成されてしまうので、無条件にflvファイルを上書きするため指定する。
- 参考
video、audio ともにニコニコ動画の仕様、ファイルサイズ40MB、ビットレート600k bpsに収まるように、フレームレート、ビットレート、サンプリングレートを調整すること。
また動画のソースによりアスペクト比が、ニコニコ動画のアスペクト比にマッチしない場合がある。その場合はこのWikiの拡大縮小とかアスペクト比とか黒べたとかメモを参照し、元動画のアスペクト比等を調整する。
- cropleftオプション
動画左のピクセルを指定ピクセル分カットする。
- croprightオプション
動画右のピクセルを指定ピクセル分カットする。
- padleftオプション
動画左に指定ピクセル分の余白を追加する。
- padrightオプション
動画右に指定ピクセル分の余白を追加する。
- padtopオプション
動画上部に指定ピクセル分の余白を追加する。
- padbottomオプション
動画下部に指定ピクセル分の余白を追加する。
- 例
1280x1024 のデスクトップキャプチャを gtk-recordMyDesktop? で取り、ユーザホームに video.ogg で保存し、その後 ffmpeg 2 pass で、upload.flv に変換するものとする。また、ffmpeg のバージョンは r12559 とする。
- 1pass 目
ffmpeg -i "/home/user_name/video.ogg" -vcodec flv -r 15 -b 500k -cropleft 6 -cropright 6 -s 512x384 -deinterlace -pass 1 -passlogfile "/home/user_name/passlog" -an -y "/home/mitsugu/upload.flv"
- 2pass 目
ffmpeg -i "/home/user_name/video.ogg" -vcodec flv -r 15 -b 500k -cropleft 6 -cropright 6 -s 512x384 -deinterlace -pass 2 -passlogfile "/home/user_name/passlog" -acodec libmp3lame -ar 44100 -ab 128k -y "/home/user_name/work/upload.flv"
wineでWindows用アプリケーションを使用する
最近のwineの進歩は目覚しく、Windows用のエンコードツール類の大部分がそのまま利用できるようになりました。
Ubuntu10.04+wine1.2(PPAの最新パッケージ)で検証した結果、AviUtl、VirtualDub、AviSynthといったツール類は一部のプラグイン(ビデオカードを利用するフィルターや.NETのruntimeが必要なもの等)を除き、ほぼ完璧に動作します。コーデック類に関してもwineからインストールすることで、大部分はWindows同様に動きます。
またWindows用のffmpegやmencoderもwineで動くので、自分が使っているdistroのパッケージが古かったり、ソースからビルドするのが面倒な場合は、これらを利用するのも良いでしょう。最新のリビジョンをほぼノーリスクで使うことが出来ます。
・最新のwindows用ffmpeg入手先 http://ffmpeg.arrozcru.org/autobuilds/
ffmpegのcommiter、ramiro氏によるautomated build(ほぼ毎日更新)
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エンコの質問はこちら→エンコード設定あるある質問箱
こちらも参考にどうぞ→エンコード系質問?を適当に集めた所