AviUtlを使ったVP6 2pass

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ニコニコ動画(夏)から一般会員にもH.264が開放されました。多くの場合VP6よりもH.264の方がエンコードが速く(VP6はマルチコア非対応のため)、設定に関するツールや情報量が充実しているため、殆どの場合においてH.264のエンコードの方が楽ですが、VP6はH.264に比べて再生時のデコードが速い(軽い)という特徴をもっており、非力なPCでの再生性能が優れる事と、既に開発が終了しているエンコーダのため、エンコード時の設定内容はほぼ決めうちでエンコードできるお手軽さがあり、また音声ビットレートが320kbpsなどの高音質の場合、H.264に使われるAACよりもVP6に使われるMP3のほうが高周波数の音域まで記録される事がわかっているため詳細、これらの特徴をいかしたエンコードをする場合にはVP6の使用をおすすめします。なおH.264でのエンコードはaviutl_h264を参照して下さい。


目次

通常はFLV (VP6/MP3) 出力プラグインの利用を推奨。


1.準備

  • ニコニコ動画に投稿したい動画は自分で用意しましょう。動画の作成から始めたい、という人は動画の作り方ページなどを参照して下さい。
ダウンロード先備考
基本セット
AviUtl(AviUtlのお部屋)ダウンロードしzipを展開。パスの都合上C:やD:等、ドライブ直下にフォルダ置くこと推奨。
VP6 VFW ver6.4.2.0 コーデックAviUtlのプラグインではないが、動画のエンコードに必須。原則は6.4.2.0を推奨
LameACM MP3コーデックAviUtlのプラグインではないが、音源をmp3に変換するために必須(インストール方法は、下に記述する7.音声mp3作成を参照の上、LameACMのみインストールすればOK)
cccpコーデックパック作成したFLV4動画をPCで再生する事ができるflv splitterやffdshowなどがセットになったコーデックパック。必須ではないがあると便利。
FLV (VP6/MP3) 出力プラグインAviUtlのエクスポートからFLV4動画を出力できるプラグイン。ニコニコ動画では可変フレームレート機能に対応していない 0.1.x 系を推奨。音声のエンコードと合成もできる。
リサイズフィルタプラグインFLV4で16:9の動画をアップロードする場合必須。
FLV File Readerプラグインflvファイルを読み込み可能にするプラグイン。必須ではないがあると便利。
DirectShow File Reader プラグインWindows Media Playerが読み込めるファイルやFrapsで録画したAVIファイル等を扱えるようにする入力プラグイン。cccpやffdshowをインストールして連携させるとより多くのファイル形式も読み込み可能。必須ではないがあると便利。
映像
VP6 VFW ver6.2.6.0 コーデック 旧バージョンを使いたい場合はこちら。
画像回転AviUtlを使い、かつ上記のFLV (VP6/MP3) 出力を使わないエンコードをする場合では必要(後述する一例を除く)。FLVコンテナに入れた映像は上下反転されて再生される仕様なので、あらかじめ反転をかけておく必要があるため。
Ut Video Codec Suite可逆圧縮コーデックの定番。64bitOSにも対応している。
ULRG・ULRA・ULY2・ULY0の4種のコーデックがセットになっているが、よくわからないならULRGを使っておけばよいだろう。
HuffyuvSコーデック(DTVかくし味)
huffyuvs 0.6 left origin base2.1.1 ccesp 日本語化パッチ
可逆圧縮映像コーデック定番なので入れておいても問題はない。
可逆圧縮コーデック「Huffyuv」を、コーデック内部のRGB-YUV変換がストレート変換になるように改造したもの。
この改造の意味がわからないまま使うと映像の色が大きく変わるという結果を招くことがあるので、
基本的には使うべきではない。
「最後まで読んでくれてありがとう」をクリックするとダウンロード可。解凍後huffyuvs.infを右クリックし、インストール。日本語化する場合は同フォルダに「huffyuvs_2_jap.EXE」を置いて実行する。
音声
LameACMエンコーダFLV (VP6/MP3) 出力を使う場合必須。
LameMP3エンコーダFLV (VP6/MP3) 出力を使わない場合必要。
Lame Ivy Frontend Encoder (KKKKK.Net)通称LIFE。LameMP3フロントエンド。
SoundEngine (Cycle of 5th)切り貼り、フェードイン・アウト等。日本語かつ見やすい。
RadioLine Free (Cycle of 5th)4~8ラインを使ってサウンド編集・合成。Photoshopのレイヤー的に編集が可能。日本語。
MP3Gain (COW&SCORPION)MP3を音質の低下なく音の大きさを調節。動作にはVisual Basic 6.0ランタイムが必要。公式 日本語サイト
AoA Audio Extractor (AoA Media.com)基本的にPCMwave抽出ソフト。
WavePad (NCH Swift Sound)フリーWave編集ソフトその1。英語だが使いやすい。MP3の編集もデフォルトで一応可能。
SoundEngineFree (Cycle of 5th)フリーWave編集ソフトその2。日本語。MP3編集には別途「VBMP3.DLL」と「GOGO.DLL」が必要。
mp3DirectCut (COW&SCORPION)フリーMP3編集ソフト。一部日本語。音質を劣化させずにMP3を編集することが可能。公式
合成
flvenc バッチファイルセット(FLV/MP4作成スレ支援サイト)リンク先に説明書きがあるのでよく読んでおくこと。
DVD
MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In(まるも製作所)Mpeg2系ファイル(DVDなど)を読み込めるようにする。
DVD2AVI (COW&SCORPION)VOBをAVIに変換するためにVFAPI形式のソフトに読み込めるようにする。
DGMPGDec (PHANTASIA.NET)DVD2AVIの後継ソフト。リンク先に本体と日本語化パッチがある。
VobSub 2.23 (COW&SCORPION)字幕。
VobSub 2.23 uo0.4.6 (Wiz8 capybara Tools)字幕。
その他
黒べた追加フィルタ beta.zip (icchan)変なサイズの動画を修正するときに使用。但し最新のAviUtlでは標準機能として同じ機能が実装されているので、無理にいれなくても良い。



2.リサイズと黒べた

  • [設定] → [フィルタ順序の設定] → [ビデオフィルタ順序の設定]を開き、”リサイズフィルタ”より上に”縁塗りつぶし”を設定します。
  • [フィルタ] → [リサイズフィルタ] にチェックを付けます。その後、[設定] → [リサイズフィルタの設定]を開き、読み込ませたい動画が4:3ならサイズに512×384を設定、16:9なら640x384(FLV4の特徴として16の倍数である必要がるため、一旦ここでは縦を384とする)を設定する。そしてウィンドウ右上にあるチェックボックスにチェックを付けます。輝度、色差、SIMDはデフォルトのままで原則OKです。(Spline36はニコニコ動画向きのため)
  • 次に、読み込ませたい動画が16:9の場合は、[フィルタ]→[縁塗りつぶし]にチェックをつけます。その後、[設定]→[縁塗りつぶしの設定]を開き、上、下にそれぞれ -12 を設定(マイナスなので注意)し、ウィンドウ右上にあるチェックボックスにチェックを付けます。
    • この方法はニコニコ動画側で縦横の動画伸縮がかからないため、プレミアム画質&エコノミー回避時間帯での画質劣化が防げる半面、エコノミー画質の時間帯の場合、縦が若干縮む&サムネイル画像の縦が若干縮む欠点があります。(15:9→16:9に変更されるため)
    • もしくは768x432のサイズでアップロードし、ニコニコ動画側で縮小させるという方法もあります。512x288でアップロードして拡大するよりは、画質の劣化が防げます。この方法の場合、エコノミー画質でも縦の縮みはありません。
    • (注)計算上は、384ドット-360ドット÷2(上下)=12ドットより、上下に -12 ドットを指定する事が正しいが、Aviutlで -12 ドットを指定しても、実際に縦のサイズが数ドット間延びする事があるため、640x360の画像などと縦のサイズをあわせこみ微調整をして、-12ドット以上の値を指定して黒塗りを入れる必要がある場合がある。
  • これによって、640x384の動画の画像部分のみ640x360にリサイズされ、16:9のサイズになります。ニコニコ動画の16:9動画のプレイヤーは縦のサイズが384ドットありますが、画像は縦360ドットしか表示されない(上下12ドットは黒塗りになっている)ので画像が縦につぶれる事は無く問題ありません。
  • [設定] → [サイズの変更] で「なし」以外を選択している場合、この設定は無視して最優先処理されるため「なし」にしておきます(排他的関係)。
  • 3.以降説明が続いていますが、FLV (VP6/MP3) 出力を使う方法を推奨します。下段にある(参考)FLV(VP6/MP3)一度でFLVへ変換するまで読み飛ばして設定しましょう。それ以外の方法でエンコードする場合は、3.以降の方法で設定してください。

3.上下反転(FLV (VP6/MP3) 出力使用時等を除く)

  • 忘れがちな重大項目です。ビットレートは多少設定をミスっても妥協できますが、これを忘れるとエンコし直し確定です。
  • [フィルタ] → [画像回転] にチェックを付けます。その後、[設定] → [画像回転の設定]を開き、[上下反転] にチェックを入れ、ウィンドウ右上にあるチェックボックスにチェックを付けます。
  • 上下逆さまなAVIを出力するのは「8.FLVへの変換」でFLV_ffmpegmux_D&D.batを使ってFLVファイル化する時に反転出力してしまうので、その対策です(正確には、FourCCをVP62からVP6Fに変えると上下反転します)。このFLV化での反転はフラッシュビデオの仕様のため、回避不可です。

4.バッチ登録

  • いよいよメインです。バッチ登録時の設定により動画の良し悪しが決まります。
  1. AviUtlで、[ファイル] → [開く] でエンコードしたい動画を開きます。
    • WMVを読み込ませる場合は以下の手順で行うと良いかもしれません。
    1. [ファイル] → [開く] を選択し、【ファイルを開く】ウィンドウの右下から [fps変換無し] を選択してWMVを開く。
    2. [その他] → [ファイルの情報] を選択すると【ファイルの情報】ウィンドウが表示される。
    3. 「フレームレート」が何fpsになっているかを確認したら [OK] ボタンをクリック。
    4. 再度、[ファイル] → [開く] を選択。
    5. ウィンドウ右下から、先ほど確認したフレームレートを選択してWMVを開く(確認したフレームレートが24.000fpsなら24fps、30.000fpsなら30fpsといった感じで)。この開き方であれば、WMVからFLVへの直接変換での固定fps化失敗による映像時間のズレや音ズレ、内部fpsデータ異常あたりの問題はほぼ起きないはず。
    • またWMVは、WMV → 未圧縮&可逆圧縮ファイル → VP6を推奨します。WMV→VP6は1pass目の進捗率99%で止まる可能性高いためです。

  2. [ファイル] → [AVI出力] を選択すると【名前を付けて保存】ウィンドウが表示されます。[ビデオ圧縮] ボタンをクリックし、「圧縮プログラム」から[VP62ョ Heightened Sharpness Profile] を選択して [設定] ボタンをクリックします。【VP6 Configuration Window】ウィンドウが表示されたら、次のような感じで。

    Generalタブ内設定
    Bitrate500(※1 元ファイルにより最適値は変化)
    ModeTwo Pass - First Pass ←ココ重要
    End usageLocal File Playback (VBR)
    NoiseReduction?0
    Sharpness0
    Auto Keyframecheck
    Max Frames Btw Keys300(※2)
    advancedタブ内設定
    Undershoot85
    AdjustQuantizer?チェックボックス→オン
    Minimum4
    Maximum63(※3)
    TenporalResampling?チェックボックス→オフ (基本的に使うべきでない)
    DownWatermark?20
    SpatialResampling?チェックボックス→オフ (基本的に使うべきでない)
    DownWatermark?35
    UpWatermark?45
    TwoPassSectionDatarate
    Valiability70
    MinSection?40
    MaxSection?400
    と設定し [OK] ボタン → [OK] ボタン。戻ったウィンドウで [音声無し] にだけチェックを入れた状態にし、ファイル名を「1st_Encode」等分かりやすい名称にしてから [バッチ登録] ボタン([保存] ボタンではありません)をクリックします。

    • ※1
      このbitrate設定の目安は40MBで使用できるビットレート早見表を参照するとなんとなくつかめるはずです。ただし、2007/08/21あたりのニコニコ動画のメンテで、以前の経験則による検証値、実ビットレートの最大値とされていた656.384kbpsが不可になった可能性があります(実ビットレート656.304kbpsでアップ成功の例があります)。bitrate設定で指定した値はあくまでも目安であって、実際にはこの数値からずれます。
      数値を大きく変えたのに出来上がったファイルサイズが大して変わらないという場合、下記の「Max Frames Btw Keys」や「AdjustQuantizer?」の「Minimum」を変えてみましょう(「AdjustQuantizer?」の「Minimum」を大きくするとbitrate設定が忠実に現れます)。
    • ※2
      Max Frames Btw Keysはシークポイントを入れる映像フレーム数の間隔を設定する項目で、基本的にはfps値のx5、またはx10を推奨します。仮に30fps動画で300なら10秒毎にシーク可能、30なら1秒毎にシーク可能になります。この数値を30のように小さく設定すると細かくシークできますが、300のように大きく設定するのに比べかなり容量を使うので、狙ったビットレートにするのは難しいことを覚悟するようにしよう。通常15分以内の動画だとMax Frames Btw Keysは5秒毎位(フレームレートx5の数値)、25分前後でMax Frames Btw Keysは10秒毎位(フレームレートx10の数値)、それ以上の時間の動画の場合10秒~30秒毎位(フレームレートx10~x30の数値)でMax Frames Btw Keysを設定すれば良いと思います。長時間動画だとしても60秒以上とかのシークポイント設定は実用的には使い勝手はよくありません。シークポイントにデータ容量を回したくない人はMax Frames Btw Keys=9999のように極端に長く設定すればいいでしょう。
    • ※3
      この「AdjustQuantizer?」のMinimum&Maximumの数値はエンコード時ビットレート指定をどれだけ無視するかに非常に影響あるので気をつけましょう。通常Minimumは4~8位、Maximumは56~63位が品質&圧縮率では効率が良いです。Minimum(画質の最低ライン)の数値を16~32のようにデフォルトから増やし、Maximum(画質の最高ライン)の数値は56~63のままだと容量を減らせますが、画質が元ファイルに比べ大幅に犠牲(ビットレートを下げた場合は特に注意)になります。またMinimumの数値は4~8のまま、Maximumの数値を16~32のようにデフォルトから減らすと画質は元ファイルに近くなるがビットレート設定を無視して容量が大幅に大きくなります。
    • ※その他
      設定項目の意味はBALBAL NETに詳しくあります。BALBAL NET TOPページ→MOVIE→「エンコード紹介ページ」内「動画エンコード」の項目の「CODECの設定」カテゴリの所にある「VP6を使う」という所が説明ページです。

  3. ウインドウが閉じたら再び [ファイル] → [AVI出力] を選択して【名前を付けて保存】ウィンドウを表示させ、[ビデオ圧縮] ボタンをクリックし、「圧縮プログラム」から [VP62ョ Heightened Sharpness Profile] を選択して [設定] ボタンをクリックします。今度は

    Generalタブ内設定
    ModeTwo Pass - Second Pass - Best Quality


    とだけ変更し(他は弄ってはいけません。Two Pass - First Passで設定した値と同じになっていることを確認すること。違っていたら同じ値に直す)、[OK] ボタン → [OK] ボタンの後、[音声無し] にチェックが入っているか確認し、ファイル名を「2nd_Encode」等分かりやすい名称にしてから [バッチ登録] ボタン([保存] ボタンではありません)をクリックします。

  4. [ファイル] → [WAV出力] を選択すると【名前を付けて保存】ウィンドウが表示されます。[音声圧縮] ボタンをクリックすると【サウンドの選択】ウィンドウが表示されるので、「形式」を [PCM] にして「属性」を [44,100Hz] [22,050Hz] [11,025Hz] のどれか好きなサンプリングレートを選択(これ以外のサンプリングレートだと、後でAVIとMP3を結合してFLVを作るときにエラーになります)して [OK] ボタンをクリックします。[再圧縮無し] にチェックが入っていないことを確認し、ファイル名を「3rd_Wave」等分かりやすい名称にしてから [バッチ登録] ボタン([保存] ボタンではありません)をクリックします。

    • サンプリングレートは44,100Hzが無難です。PCMwaveで出力する時点でサンプリングレート11,025Hzを選択するメリットは基本的に見当たりません。PCの再生周波数は特性上サンプリングレートx0.5Hzまでの実周波数が上手く記録復元されます(それ以上の実周波数帯は折り返し雑音化するので大抵自動除去されている)。元の音源が44,100Hz以上のサンプリングレート(48kHz,96kHz,192kHz)のをリサンプリングでPCMwave化した場合、サンプリングレート44,100Hzで実周波数帯域22,050Hzまでを記録復元可能で音質上限はCD&MD並、サンプリングレート22,050Hzで実周波数帯域11,025Hzまでを記録復元可能で音質上限はFMラジオ並、サンプリングレート11,025Hzは実周波数帯域5,512Hzを記録復元可能で音質上限は公衆電話並と考えれば良いでしょう。逆にサンプリングレート11,025Hzの音源を44,100Hzでリサンプリングしても、電話音質がCD音質になることは不可能です。
    • AviUtlのバグで、WAV出力をすると長時間動画の場合音ずれする可能性があります。秒数が動画と一致していない場合は100%音ずれするので、別ソフトを利用してWAV出力をしましょう。

5.エンコードの開始

  • [ファイル] → [バッチ出力] を選択すると、バッチ登録した3つが並べられていると思います。[開始] ボタンを押すとエンコードが始まりAVIファイルとPCMwaveファイルが出力されます。めちゃくちゃ時間がかかるので、出かける前や寝る前などに実行するのが良いでしょう。「バッチ出力終了時に」から [ウィンドウズをシャットダウン] などを選択することもできます。
  • 初挑戦時は10~20秒程度のファイルで練習推奨!長い動画は編集ソフトで切り取りましょう。
  • 1pass目 → 2pass目 → wav出力 と、3つのバッチを登録しているのでめちゃくちゃ時間がかかります。気長に待ちましょう。CPUの性能にもよりますが、AthlonXP 2500+での場合、元ファイル → AviUtlのフィルタ掛けまくり → VP62Avi化 だとアニメ本編1本約25分が1pass目7~9時間、2pass目17~21時間とか掛かることもあります。気が短くて、バッチ出力の [中断] ボタンをクリックすると、ここまでの苦労も水の泡、また最初からやり直しなので落ち着いて待ちましょう。
  • AviUtlでWave出力したPCMwaveファイルに、まれにプチプチのノイズが混じる場合があります。その場合は別のソフトウェア等で音声を分離抽出することを考えましょう。
  • バッチ終了時に作られるファイルは次の通りです(4に設定した通りと仮定する)。
    • 1st_Encode.avi : 1pass目なので容量小。再生不可。削除してOK
    • 2nd_Encode.avi : 2pass目なので容量大。後の合成に使う。再生して上下反転してることを確認しておこう。
    • 3rd_Wave.wav : 音ファイル。上手く変換できていない場合、単独でバッチ作業すると上手く行きやすい。

6.WAVEファイルの加工

  • WavePadSoundEngineなどをはじめとする音声加工ソフトで、やりたいように加工しよう。

7.音声mp3作成

LameACMのインストール手順と注意(32bit版OSの場合)
1Windows復元ポイントを作っておく。 ※推奨
2LameACMを解凍する。
3LameACM.iniを右クリックして [インストール] を選択する。
4エラーが出たらインストールに失敗。手直しが面倒臭いので復元ポイントにロールバック。ダウンロードミスが考えられるので、1バージョン前のファイルを拾う等工夫してみてみる。エラー出なければインストールは成功。
5AviUtlを開きWAVエンコード設定を行う。
6LameACMというメニューか、MP3-Layerの部分が拡張されてればOK。
7以降、AviUtlから好きなだけ高音質設定を掛けることができる。

64bitOSの方は、こちらの(インストール - 64 bit 版の OS を使用している場合)を参照

  1. LameMP3エンコーダ
    Lame Ivy Frontend Encoder(通称LIFE)
    をインストールする。
  2. LIFEを起動し、先ほど出力したWAVを自分の好きなビットレートにエンコードします。
    • LIFEの設定等々は次の通りです。
    1. [ツール] → [オプション設定] で【LIFE - オプション設定】ウィンドウを開く。
    2. 「LIFE設定1」タブ内で、「LAMEフォルダ」からLame.exeのあるフォルダを指定する。
    3. 「MP3設定1」タブ内で、「ファイル出力先パス」から [入力と同じフォルダ] を選択、「サンプリングレート」から [44,100 Hz] を選択し、[CBR](固定ビットレート)ボタンか [ABR](可変平均ビットレート)ボタンをクリックする。「エンコード速度」から [0↑高音質] を選択(エンコードに時間かかるが、その分同ビットレート時、品質は上)。
    4. 「チャンネルモード」から [ジョイントステレオ (JS)] を選択。
      • VBRはファイルサイズを予測しにくい上設定が大雑把なため、ABRの時よりも狙ったファイルサイズにするのに別設定で複数回エンコードすることになる。
      • ABR時、「最低ビットレート」の「Ster.」は、32kbpsあたりで。無音部分が多い場合もっと下げても良い。目標ビットレートを1kbps単位で指定。あくまで目標値&実ビットレートは違う可能性大。大きくするとファイルサイズも大きくなる。「最高ビットレート」の「Ster.」はABR時の割り振るビットレートの上限値を。大きくすると音質は上がるがファイルサイズも大きくなることもある。

  3. 設定後にLIFEでWAVE化した音声ファイルを選んで、ファイル→1曲変換で個別に、全曲変換でまとめてエンコード。

8.FLVへの変換

出力されたAVIとmp3を バッチファイルセットの中の FLV_ffmpegmux_D&D.bat にAVI&MP3の2つ同時に選択してドラッグ&ドロップする→完成!

  • 上記の工程で2つのウィンドウが開くような作業を行っていたら失敗してます。D&Dに成功したら開くのは1つ。
  • うまくいかない人はFLV_ffmpegmux_D&D.batを編集で開き、-shortestを削除すると良い。音無しのファイルが生成される場合はこれで解決する可能性が高い。
  • FLV_ffmpegmux_D&D.batにD&DするAVIファイル&MP3ファイルは「半角英数の同じファイル名」にするとファイル名によるトラブルはほぼない(例えばgousei.avi&gousei.mp3など拡張子のみ別の同名ファイル)。
  • D&Dした際に出る最後の数値が 650kbpsを超えていなければ、ほぼニコニコでアップ失敗にならない(実ビットレートはこのコマンドプロンプト上表示に+2~+5kbps位上乗せされた数値になることが多いため)。出力されたFLVファイルの実ビットレートを確認して容量40MB未満かつ 656.384kbpsを超えているならAVIかMP3のどちらかの元ファイルをエンコードし直して、制限範囲内になるように調整する。ただ実ビットレートを確認して、容量40MB未満かつ 656.384kbps未満ならほぼニコニコ側で再エンコードされないはずだが、まれにアップ失敗にされてしまうこともある。その場合同じファイルで再投稿で通ることもあれば、ファイルの頭1フレームでも削ると通ることもある。その正確なアップ失敗のエラー分岐条件は現在不明。
  • 実ビットレート 656kbpsだとほぼ1分 5MB弱 使うので 約8分31秒未満の動画でないとこのビットレートではニコニコには投稿が失敗する。
  • 2007年8月下旬のメンテ辺りから、ビットレートチェックが強化された可能性有り。
  • 2007/09/03時点、656304bpsで投稿成功、647921bpsで投稿失敗という例有り。その他の再エンコード例などはエンコード設定の再エンコ対処法にあるので参考に。またエンコード系質問?を適当に集めた所&エンコード設定あるある質問箱も参考に、FLV_ffmpegmux_D&D.bat関連のQ&Aもあります。

9.音声のみFLVへの変換

※映像信号は存在するので利用規約違反ではない。

1.音声ファイルを用意する。
2.AviUtlを起動して、[ファイル]→[環境設定]→[システムの設定]で「リサイズ設定の解像度リスト」に[,32×32]読み込み時のFPS変換リストに[,0.08]と入力する。
3.ファイルを開くで.wavファイルを指定し、FPS変換リストで[0.08]を指定する。
4.[プラグイン出力]→FLV(VP6/MP3)を選択する。
5.圧縮の設定で[Settings]タブを開き、SettingsFile?の下の枠に ニコニコ動画 と入力する。
6.そしたら[Save]を押して、

[Advanced]タブのundershotを0
全部のチェックをはずす。
[General]タブの
Bitlateを0、ModeをOne Pass - Best Qualityに
他は適当

7.音声設定を形式を「Lame MP3」属性を適当にして[決定]
8.ファイル名を指定して保存


(参考)FLV(VP6/MP3)一度でFLVへ変換する (推奨)

FLV (VP6/MP3) 出力を用いると、FLV出力の欠点であるエンコードの複雑さを大きく改善することができるため動作に問題ない場合はこちらの方法を推奨。メリットとしては

  • 上下反転がいらない → 上下反転用のプラグインが不要(ただしこのプラグインを使用する場合に限る)
  • MP3へのエンコードも自動化 → 前述にあったwavファイルのMP3化や、AVIとmp3の合成といった作業が不要になる(ただしMP3エンコードにLameACMが必要)。

手順

  • AviUtlで、[ファイル] → [開く] でエンコードしたい動画を開き(直接D&Dしても可)、「2.リサイズと黒べた」まで終わらせる。
  • [ファイル] → [プラグイン出力] → [FLV (VP6/MP3) 出力]をクリックし、[ビデオ圧縮]をクリック。「圧縮プログラム」で[VP62ョ Heightened Sharpness Profile]を選択し、1回目の右にある[設定]をクリック。【VP6 Configuration Window】ウィンドウが出たら「4.バッチ登録」の「2.」を参照して必要事項を設定(Modeは「Two Pass - First Pass」)し、[OK]をクリックして閉じる。
  • その下にある2回目の左をチェックし、右にある[設定]をクリックしてウィンドウが出たら、Modeを「Two Pass - Second Pass - Best Quality」にして閉じる(念のため中の数値が「Two Pass - First Pass」の時に指定した値と合っているか確認。違っていたら「Two Pass - First Pass」の数値に合わせる)。
  • 音声設定の形式を「Lame MP3」にし、属性で音声ビットレートを設定。最後に「決定」をクリック。
  • .ファイル名を入力しを「保存」クリックすると出力開始。バッチ出力する場合は「バッチ登録」をクリックし[ファイル] → [バッチ出力]。
  • 上記の手順で、動画エンコード+音源のMP3エンコード+合成まで一気にやってくれる。

Tips

  • ノイズリダクション(NR)
    使わなくても何ら問題はないが、VP6エンコードの前にAviutlでノイズリダクションをかけておくと、ソースによっては、画質が向上したり、エンコード後のサイズを小さくする事ができる・・・っぽいのでこの項目を作成した。おすすめのフィルタや、アニメ向けの設定、ゲーム向けの設定、実写向けの設定などあれば書いて下さい。
    • 概要:ノイズリダクションは、映像信号に入るノイズを除去する目的のフィルター。アナログ地上波、録画から時間の経っているビデオテープなど、ノイズの入りやすい映像を美しく見せるのに威力を発揮する。しかし、ノイズを取り除かれた映像は、凹凸を失ったようなのっぺりした表現になりがちとなる。もとより凹凸の必要がないアニメなどには逆にこの効果はありがたいが、実写系の映像にかけると細かなキメがつぶれて不自然さが出てくる。ノイズの入っていない映像にかけても当然無意味だ。キメがつぶれるという性質を逆手に取れば、強くかけてサイケな映像を作ることもできるかも知れない。
  • マルチスレッド対応CPUでVP6エンコード時間を短縮するAviutlを多重起動して2本同時にエンコードをする。より多くのメモリが必要。また、出力元と出力先でHDD分けたほうがパフォーマンスは良い。ただし2passの場合はSettings - First Pass Fileの出力先を動画毎に別々にしないと解析ファイルがかぶって上書きされてしまいろくなことにならないので注意。
  • ニコニコ動画における動画表示の正確な仕様
    アスペクト比を保持したままで512x384の中で最も大きく表示される。つまり「幅が512」「高さが384」のどちらかを満たせば縮小されたり拡大されたりしない。要は動画のサイズが512x192や256x384でも通常時は何ら問題ない。ただしこの一辺の長さは16の倍数にしないとvp6の仕様で概ね表示がおかしくなる。またエコノミーモードでは強制的に320x240か352x200に再エンコされるのでアスペクト比が変更される諸刃の剣。
  • 特殊な例における動画サイズ設定
    nesやsnes等のエミュの動画を元の画面サイズ(256x240等)からわざと変更しないで作成し、画質の向上を計る方法がある。画面内の色数を無駄に増やさない事や60fpsを維持する目的もあり、512x384にエンコするより出来上がりが良質になる場合が多い。
  • バッチ登録の前に
    プロジェクトを保存しておいた方が無難です。2pass目の登録で間違って(バッチ登録ではなく)保存をクリックすると、AviUtlが落ちます。

コメント

 
お名前:
  • ここからダウンロードできます→http://mikasaphp.net/flvenc.html -- 2013-10-05 (土) 00:38:16
  • バッチファイルセットのリンクが開けないです・・・誰か修正頼みます>< -- 2013-10-05 (土) 00:09:03
  • バッチファイルセットのリンク先死んでます -- 2012-04-15 (日) 19:10:59
  • 意外とVP6のほうが激しい動きには強いみたいだな。 視覚的に。 -- 2011-12-09 (金) 16:50:00
  • ↓その映像にそれだけのビットレートが必要ないってことじゃないの? -- 2011-09-14 (水) 16:18:33
  • ビットレート等極端に大きくしても何故か10Mぐらいになる・・・・ -- 2011-04-07 (木) 18:47:34
  • flvencバッチファイルセットがリンク切れでありません・・・・何処かにおちてませんか? -- 2011-02-21 (月) 19:29:36
  • どれだけ繰り返しても指示通りにやってるのに音声が出ない -- 2011-01-26 (水) 13:11:54
  • VP6使えなくなった動作しないって出て新しいバージョン表示されるけどダウンロードできないしどうゆこと? -- 2010-12-07 (火) 18:29:51
  • …VP6.6.2のページに開いてたのに… -- 2010-11-23 (火) 12:14:20
  • VP6.6.4ではエラーに、二、三日前まで VP6.6.2 -- 2010-11-23 (火) 12:09:39
  • しなくておk -- 2010-09-19 (日) 22:09:52
  • もう音声を動画に合成していた場合もwav出力はしないといけませんか? -- 2010-05-28 (金) 10:36:59
  • 音がこもる→音量上げすぎかビットレート不足。ダブりはch数確認。再生速度は音声ファイル変換時に再生時間が変化するから起こる。音ずれ補正かけるか、ずれないコンテナの中身の組み合わせを考えるべし。 -- 2010-01-04 (月) 16:48:19
  • VP62はコーデックとプラグイン導入しないと出ないよ。 -- 2010-01-04 (月) 14:53:08

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Last-modified: 2018-08-18 (土) 20:02:57 (38d) Site admin: takechan
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