動画の作り方
ニコニコ動画用に動画を作りたいけど、何すればいいのかわからない! という初心者向けに、簡単な動画の作成方法を説明します。
有料の動画作成ソフトもあれば、無料のお手軽ソフトもあります。「10万くらい払っても良い」という人は、エンコード用にSorenson Squeeze、動画編集用にAdobe Premiere ProやCorel VideoStudio(一万円前後)を買うのが良いようです。あと適当な解説本もね。
動画作成に役立つソフトウェアのリストは動画作成・エンコードのためのソフト集にまとめてあるので、そちらも参考にして下さい。
このページに限らず、わからないことがあったら基本的にはググッて下さい。作成した動画をニコニコ動画へのアップロード用に変換する方法はエンコード設定等を参照して下さい。
目次
1.無料ソフトで動画を作りたい †
1-1.ニコニコムービーメーカー †
- ニコニコムービーメーカーとは、ニコニコ動画公式の無料動画生成ソフトです。とりあえず動画を作ってみたい、という場合はこれが最も手っ取り早いでしょう。
- 音声はMP3で読み込ませると良いです。音声は3ライン同時に流せるのがWindows ムービー メーカーより優れているところ。
- 動画の長さは10分までなので気をつけよう。そのため紙芝居メーカーって呼ばれていることも・・・。
- ユーザーニコ割のためのサイズの動画が作れます。
- swfファイルをアップロードする場合25fpsで16000フレーム以内に収める必要があります。
- ActionScriptを含む動画は投稿不可です。
- イベントサウンドを含む動画は投稿不可です。
1-2.Windows Live ムービー メーカー †
1-3.Windows ムービー メーカー †
- Windows ムービー メーカーとは、マイクロソフトの動画作成ソフトです。Windows Me/XP/Vista (Home Premium/Ultimate) に標準インストールされています(7にはインストールされていません。上記「1-2」項のWindows Live ムービー メーカーをお使い下さい)。場合によってはフリーズが多発することもありますのでご注意を。webカメラから録画することも可能です。普通に使うとWMV出力になる点がネックですが、HDD容量が十分なら後述の方法で対策できます。
- 以下は、既に手元にある動画を読み込んで動画を作成する簡単な手順です。
- 「Windows ムービー メーカー」を起動する。
- [ビデオの読み込み] で既存の動画を読み込ませる。
- [ファイル] → [ムービー ファイルの保存] を選択。【ムービーの保存ウィザード】ウィンドウの「ムービーの設定」で [詳細選択肢の表示...] をクリックし、「ファイルサイズに合わせて最適化」で100MB以内を指定。「コンピュータの最高の品質で再生」にしないように。サイズが大きいほど高品質になるが、アップロード時にスマイルビデオ側にFLVに強制変換されるため画質はそれなりにしかならない。
- もちろん静止画を読み込んだり、テキストを書き込んだり、音楽を読み込んだりすることもできます。ただし、音声は1ラインしか同時に流すことができません。
- ニコニコ動画用にムービーを出力する方法を紹介。任意の解像度やレートで、ムービーを作成する方法があります。
- Windows Media エンコーダ 9 シリーズ(64bit版)をインストールする。
- Windows Media プロファイルエディタを起動する。
- 「名前」を適当に入力する(高画質プロファイル等適当に)
- 「メディアの種類」で次のように設定する。
- [オーディオ] にチェック。「モード」は [品質ベース VBR]、「コーデック」は [Windows Media Audio 9.2]。
- [ビデオ] にチェック。「モード」は [品質ベース VBR]、「コーデック」は [Windows Media Video 9]。
- [追加] ボタンをクリックする。
- 「オーディオ形式」から [VBR Quality 90, 48 kHz, stereo VBR]以上を選択する(44kHzはCD音源など、48kHzはアニメ音源などです。適当にどうぞ)。
- 「ビデオ サイズ」はニコニコ動画に合わせ [512]×[384] とし、「フレーム レート」は [30] fpsか [29.97] fpsとする。
- 「ビデオ品質」は90~98程度で設定する(100だとファイルサイズが大きくなりすぎるが別にかまわない人はお好きなように)。
- [保存して終了] ボタンをクリックし、C:\Program Files\Movie Maker\Shared\Profiles に保存する。
- (Vistaの場合sharedの中にprofilesのフォルダがないので作成。また、作業タスクウィンドウから発行先に「このコンピュータ」を選んでも追加したプロファイルが表示されない。必ずメニュー「ファイル」→「ムービーの発行」とする。)
- 無圧縮WMVの作り方(この制作方法はエラーや不具合が多く、お勧めすることはできません)
- Windows Media エンコーダ 9 シリーズをインストールする。
- Windows Media プロファイルエディタを起動する。
- 「名前」を適当に入力する(非圧縮プロファイルとか、無圧縮とか、ニコニコ動画とか)。
- 「メディアの種類」で以下のように設定する。
- [オーディオ] にチェック、「モード」は [CBR]、「コーデック」は [なし (PCM)]。
- [ビデオ] にチェック、「モード」は [CBR]、「コーデック」は [全フレーム (非圧縮)]。
- [追加] ボタンをクリックする。
- 「オーディオ形式」から [1411 kbps、44kHz、ステレオ] を選択する。
- 「ビデオ サイズ」はニコニコ動画に合わせ、[512]×[384] とし、「フレーム レート」は [30] fpsか [29.97] fpsとする。
- [保存して終了] ボタンをクリックし、C:\Program Files\Movie Maker\Shared\Profiles に保存する。
1-4.QuickTime? Pro †
1-5.Final Cut ExpressとPhotoshop †
- iMovieは字幕の挿入・タイトル・コンポジット等の設定が半固定化されており、字幕(テロップ)のラスタライズ品質もほめられた物ではありません。海外の動画に字幕を挿入したい・当初からレターボックスサイズ・ニコニコ推奨品質で作業を行いたい場合はFinal Cut Express(以下FCE)の導入を検討した方がよいでしょう(iMovie'08プロジェクトファイルの読み込みが可能なのでこれまでの資産も無駄になりません)。
- FCEはPhotoshop(.psd)形式との親和性が非常に高く、Photoshop書類(以下、psd)のレイヤー構造をほぼ完全に保持したままで読み込む事が可能です。レイヤーセット・ラスタライズ前のテキストレイヤーの読み込みにも対応。
- Painter、ArtRage、Comic Studioから書き出したレイヤーつきpsdファイルでもOK
- FCEでpsdを読み込むとクリップとしてではなく、シーケンスとして読み込まれ、
各レイヤーが個々にトラックとして配置された状態になります。
各レイヤーの透明情報等も完全に保持されるので、例えばphotoshopで作製したタイトル・字幕、アニメーション用のキャラクタ等をダイレクトに既存のシーケンスにインポーズ可能。
- アニメーション用のキャラクタ等をパーツ毎にpsdレイヤー=トラックで分け、個々にモーションを割り当てるだけでアニメーションさせられます。
- flvエンコードプラグインの代用として、iMovie'08のYoutubeアップロード機能を利用し「Youtubeにfiv変換してもらう」方法もあります(画質はそれなり)。
2.有料ソフトで動画を作りたい †
- Corel Ulead VideoStudioとは、Corelが発売している有料の動画編集ソフトウェアです。一万円台のソフトの中で編集がとてもわかりやすいのが魅力です。
- 12Plusという上位版ならFLVを作成できるため、アップロードも楽に行えます。また、携帯電話の3gpp形式の入出力も行えて便利です。
- サイズは左上の「ファイル」からプロジェクト設定から変更ができます。800×600にするには、AVIにして数値を直接入力すればOKです。
- 別ソフトでレンダリングする場合は「完了タブ」→「ビデオを保存」→「カスタム」でAVIを選び、設定を無圧縮にしましょう。
2-2.Adobe Premiere Elements †
- Adobe Premiere Elements (PE) とは、Adobeが発売している有料の動画作成ソフトです。立場上はAdobe Premiere Proの廉価版といったところですが、10万円近くするProとは違い、1万円ちょっとで買えるのが魅力です。最近は年1くらいで新バージョンが発売されています。
- デフォルトの動画サイズは720×480です。640×480や512×384等への変更はPE本体の設定では行えず、プロジェクト作成前に、予めプリセットファイルを手で書き換えておく必要があります。自動でプリセットファイルを構成するprepreset GENERATORが有志により公開されていますので、活用しましょう。
- ムービーの書き出しは、ウィンドウ右上にある [書き出し] タブからではなく、ウィンドウ左上のメニューから [書き出し] を選んで実行しましょう。右上の [書き出し] タブは細かい設定ができません。
- ムービーを無圧縮で書き出す場合、ファイルの種類を「Microsoft AVI」、ビデオの圧縮を「none」にして行うのが良いとされています。「非圧縮 Microsoft AVI」はトラブルの原因となる方法のようです。
- 圧縮をhuffyuvやUT VIDEO使う場合は、一般→埋め込みオプション→なし にしないとAviUtlで読み込むと崩れます。
3.PC画面を録画したい †
3-1.速度が要求されない(描いてみた、アドベンチャーゲームプレイ動画など)場合 †
- SCFH DSF + hunuaaCapを使う。取り込み範囲指定、ウィンドウ指定が楽。複数の取り込み範囲を指定することも可能。Windows XP、2000ならば縮小がほぼ無負荷で可能。縮小品質も良好。
- AmaRecCo、HyperCam、カハマルカの瞳、Display2AVI、CamStudioなどを使う。
- 音声ソースを指定する必要がある場合は「~ミキサ」などとなっているものを適当に選ぶとPC上で鳴ってる音を取り込めることが多い(メッセンジャーのポップアップ音など、関係ないものも全部入るので注意)。マイクで喋ることで、声も同時に取り込めるかもしれない。
- 「~ミキサ」がなくてもライン入力を選び、イヤホンなどへの出力を直接ライン入力につなげば録音することが可能。
3-2.MMORPG、FPS、STGなど、速度性能が結構シビアなゲームのプレイ動画の場合 †
- 専用ソフトを使う。Fraps、GameCamなど(共にシェアウェア)。
- Frapsは老舗で定番。$37。恐ろしいまでの軽さがウリだが、レジストしないと30秒しか録画できず一瞬のシーンぐらいしか使えない。また、独自の映像圧縮形式を採用しているため、エンコード時にまごつくことが多い。現在はver2.8以降だが、当然ver2.0.0というものも存在するのでググってみてもよい。音質的に満足できない場合には「録音ソフト」を別に起動させて対応すると便利(CPUの負担は増える)。
- GameCamは解像度制限だけなので、ニコニコ動画にアップロードするだけなら問題なく運用可能。ただしWindows 2000では動作しない
- AutoScreenRecorder、Dxtory、Dxrec、guncam、Bandicamなど、探せばいろいろある。オンラインゲームの話題が集まる場所に情報が多い。新しいソフトの方が性能がいいことは多いので、自分で使用法やトラブル対処をする気のある人は開拓者になるのも面白いかもしれない。
- キャプチャ中は動作が極めて重くなる。特に1024×768で60fps等だと相当カクつく。デュアルCPU、ないしCore2Duo、Athlon64X2を積んでいるとかなりマシだがそれでも重い。動作が耐えられないほど重くなる場合、録画フレームレートを落とすと改善される(ただし、当然ながら動画の動きの滑らかさは犠牲になる)。ニコニコ動画にアップロードするの前提なら512×384相当、30fpsで良いと思われる。
- ゲーム用のPCとキャプチャ用のPCと2台用意できればスペックが弱っちくても結構いける(USBでハードウェアエンコーダなキャプチャならノートPCでも動作しやすいと思われ)。
4.ゲーム機、TVなどの外部ソースから映像を取り込みたい †
4-1.キャプチャボードでキャプチャーする場合 †
- キャプチャボード(キャプチャカード)と呼ばれるPC機器で、PCにTVアンテナケーブルや、ゲーム機からの出力ケーブルを接続する。
- アップスキャンコンバータではないので注意! これはPCモニタにTVやゲーム画面などを映すための機械で、PCへ動画を録画する用途には使えない。
- 価格は1~2万程度。PC画面にTV代わりになるウィンドウが出る、と考えると分かりやすい。大抵録画機能搭載で、1クリックで録画できるようになっている
- 内蔵型(キャプチャボード/カード)の他、外付け型の機器もある。内蔵型は要PC知識。外付け型(USB接続など)は簡単だが、一般に内蔵型より性能で劣り、価格も若干高い。
- 「買ったけど繋げない」なんてことがないよう、キャプチャボードに存在する端子を確認してから買うこと。ちなみに、多くの人が使ってるであろう、SFCやPSに標準で付属する赤白黄のケーブル端子は「コンポジット(出力)端子」という名前。
- PCのモニタはブラウン管のTVとは比較にならないほど性能が良いので、S端子やD端子、コンポーネント端子などの高品位映像出力端子を用意すると美しい映像を楽しめる(動画にした時も仕上がりが綺麗)。ケーブルは1~2,000円ほどで、大きめのゲームショップや家電量販店のゲーム売り場に売っている。購入の際には、ボードがどの端子に対応しているかをきちんと調べること。
- ゲーム機からの場合、キャプチャボードにステレオ音声入力端子(赤白黄色のケーブルで接続する時の、赤白の奴)を直接繋げないことも多いのでこちらも注意。適宜、変換ケーブルを調達する必要がある。
- TVを取り込む場合、TVチューナー機能が必須になる。TVがPCで観られる、と謳っている商品ならば問題ないが、そうでない場合はチューナー機能の有無をよく確かめること。
- 一旦映像がPCを経由する都合上、映像の遅延が発生する。程度はキャプチャボードの性能次第。オーバーレイ(ハードウェア・オーバーレイ)機能があるボードは一般に遅延が少なく、アクションゲームであっても問題なくプレイできる。ハードウェア・オーバーレイ機能がない(ソフトウェア・オーバーレイ機能がある製品を含む)の場合、PCスペックによっては遅延が起きることがある。
キャプチャボードによって遅延の大きさはマチマチなので、他のうp主などが使ってるのと同じボードを選ぶのが無難。PC関連の掲示板などで、その製品のユーザを探して使用感を聞いてみるのも手。
4-2.DVDレコーダなどの録画機器で録画する場合 †
- DVDレコーダー等のデジタル録画機器がある場合は、まずそちらで録画し、それをPCに取り込む手もある。
- DVDレコなら、DVDからPCに映像をぶっこ抜くだけなので探せばいくらでも資料はある。ただし、VRモードで焼いてあるとPCへの取り込み時に相応のPC知識が必要になる。設定ができるのならば通常のビデオモードにしておく方が楽。
- 使用するDVDの規格は、DVDレコーダーの説明書で確認しておくこと。+専用なのに、-のメディアを買ってしまうと、当然使えないので注意。あと、DVDディスクには一回限りのタイプ(ディスク規格の語尾にWが付いてないタイプ)と何度でも録画ができるタイプ(ディスク規格の語尾にWが付いているタイプ)もある。こちらも注意しておくこと。
参考1 ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm3180677
参考2 ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3272014
- HDレコからPCへのデータ転送は、基本的にできないと考えた方がいい。が、機種によってはネットワーク越しにできたりするので、2ちゃんねるの家電板などで情報を収集してみるのも手。
- DVDからVOB形式でPCにコピーできればMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-InとAviUtlで自由に編集・エンコードできる。
5.外部リンク †